片側の腰痛で悩んでいる方へ
こんにちは!敦賀市のみしま整骨院 院長の宮本です!
今日は腰痛のお話しをしていきたいと思います。
腰痛と一言で言っても幅広く、様々な疾患・原因があります。
今回は腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症といった疾患にあえて絞らず、
【片側の腰痛】 といった視点でお話ししていきたいと思います。
片側の腰痛が出る原因とは?
腰痛で悩んでいる方で「いつも同じ側の腰ばかり痛くなる・足が痺れる」といった、片側の症状で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
これも様々な原因が考えられます。
脊柱の構造的な問題(例えば腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などで左側の神経が圧迫されているなど)で片側に腰痛や痺れが出る人もいれば、姿勢や普段の動きのクセなど機能的な問題で症状が出る人、これらが複合的に合わさって症状が出現している人など様々です。
構造的な問題はレントゲンやMRI、CTと言った画像撮影を病院や整形外科ですることで原因がわかってきます。
当院のような整骨院や整体ではレントゲンなどの撮影はできないため、問診や触診、視診、整形外科的テスト、姿勢や動きのクセから痛みの原因を見つけていくことになります。
姿勢と動きから診た片側の腰痛
今回は左側の腰痛と足の痺れで来院された患者さん(Aさん)を例に、姿勢や動きから診た片側の腰痛の原因についてお話ししてききたいと思います。
Aさんは左の腰痛と左足の痺れ(坐骨神経痛)で来院されました。
初診のときは長い時間座っていたり、カラダを曲げるなどの動きで左側の腰痛が強く出ていました。
姿勢も左の肋骨が前方に回旋している状態となっており、股関節周りや肩甲骨周りの筋肉も非常に硬くなっていました。
痛みをかばっているせいもありますが、普段の何気ない姿勢(お子さんの抱っこ姿勢や座り姿勢など)が歪みの原因と考えられました。
そして本来動くべき関節がキレイに動かず、結果的に腰の関節や筋肉・神経に負担がかかっている状態でした。
ちなみに当院では【座った状態でカラダを捻るテスト】を動きのクセを見抜くテストとして行っています。
Aさんの場合、座った状態で左側に体を捻った際にも腰痛と背部に痛みが出現していました。
肩甲骨や背骨・肋骨がスムーズに動かないため、腰や背筋で無理に動きを作り、腰痛や背中の痛みに繋がっていました。
細かいアプローチは割愛しますが、肩甲骨や背骨・肋骨がキレイに動くように胸の筋肉や脇、背部の筋肉などを緩める治療を行い、治療後同じように座った状態でカラダを捻るテストを確認してみると、左側の腰痛や背中の痛みが軽減していました。
また治療前と比べて、肩甲骨や背骨・肋骨がスムーズに動いている動きが確認できました。
治療前よりカラダの中心で回旋できているのがお分かりでしょうか?
「いつも片側の腰痛が出る」「マッサージされても片側だけ張りが強く感じる」
「病院や整形外科で特に異常はないと言われたけど・・・」
これらの症状は姿勢の歪みや動きのクセが原因かもしれません。
そして腰以外のところに腰痛を出してしまう原因が潜んでいるかもしれません。
このような方は姿勢や動きのクセを見抜くことが解決の糸口になるかもしれませんね。
まとめ
今回は片側の腰痛について、実際の患者さんを例に動きからみた視点でお話しさせていただきました。
姿勢や動きのクセは自分ではなかなか気づけないので、一度整骨院や整体またはリハビリの先生など、近くのカラダを診る専門家に相談してみると良いでしょう。
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みしま整骨院
福井県敦賀市三島町2丁目4-3
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